温又柔『「国語」から旅立って」(新曜社)、ニケシュ・シュクラ編(栢木清吾訳)『よい移民ー現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社)刊行記念対談
 

温又柔 × 栢木清吾

いくつもの声とともに  ー 書く、訳す、物語る

 
 

参加無料・要申込

定員に達しましたので、受付を終了しました。
 
 

概 要

 

 日 時

    • 2020年 2月16日(日)15:00~17:30 (開場 14:30)

 

 会 場

    • 神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(大阪市北区鶴野1-9梅田ゲートタワー8階)

 

 

 登壇者

    • 温又柔(小説家)
    • 栢木清吾(翻訳家・神戸大学国際文化学研究推進センター学術研究員)

 

 司 会

    • 佐藤靜(大阪樟蔭女子大学准教授)

  

 主 催

    •  ・神戸大学国際文化学研究科・国際文化学研究推進センター(Promis)
    •  ・科研費若手研究(B)「グローバリゼーション下におけるケアの分配理論モデルの構築」(代表者:佐藤靜)
 

登壇者プロフィール

 

 温又柔(おん・ゆうじゅう)

    • 1980年、台北市生まれ。小説家。3歳から東京在住。法政 大学大学院・国際文化専攻修士課程修了。2009年、『好去 好来歌』で第33回すばる文学賞佳作を受賞し、作家デ ビュー。両親はともに台湾人で、日本語、台湾語、中国語 の飛び交う家庭に育つ。創作は日本語で行う。著作に、 『たった一つの、私のものではない名前my dear country』(Happa-no-Kofu, 2009年)、『来福の家』 (集英社、2011年、のち白水社、2016年)、『真ん中の 子どもたち』(集英社、2017年)、『空港時光』(河出書 房新社、2018年)、『台湾生まれ日本語育ち』(白水社、 2016年、2018年に増補版刊行)、『「国語」から旅立っ て』(新曜社「よりみちパン!セ」、2019年)など。

 
 

 栢木清吾(かやのき・せいご)

    • 1979年、大阪生まれ。翻訳家、研究者。神戸大学国際文化学研究推進センター学術研究員。専門は、移民研究、イギ リス(帝国)史、カルチュラル・スタディーズ。訳書にニ ケシュ・シュクラ(編)『よい移民―現代イギリスを生き る21人の物語』(創元社、2019年)、アーロン・S・モー ア『「大東亜」を建設する―帝国日本の技術とイデオロ ギー』(人文書院、2019年、分担訳)など。著作としては 「おもてなされている日本社会」『現代用語の基礎知識 2020』(自由国民社、2019年)、「差別感情にふれる」 『ふれる社会学』(北樹出版、2019年)、「グローバル 化・移民・都市」『出来事から学ぶカルチュラル・スタ ディーズ』(ナカニシヤ出版、2017年)など。
 
  • お申し込み

    • こちらのフォームに必要事項をご記入ください。 ⇒ https://forms.gle/zC9KCzxMKbAcSiD3A
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 書籍紹介

    •   温又柔著『「国語」から旅立って」
 
 
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    • 母国語とアイデンティティ、歴史と境界線。芥川賞候補、日本エッセイストクラブ賞受賞の台湾生まれで「中国語がへたくそ」な日本語作家のライフワークを、今この国に生きる若い人たちに。「日本語は日本人のためだけのものじゃない」
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    • ニケシュ・シュクラ編『よい移民』
    • (栢木清吾訳)
 
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    • インドやジャマイカ、マレーシア、ナイジェリアなど旧植民地出身の「移民」の子孫としてイギリスで生きる21人の書き手たちが、家族の歴史や自身の生い立ち、日常生活や仕事現場で直面する偏見や差別などを、知性とユーモアあふれる文章で巧みに綴ったエッセイ集。